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2013年度北海道経済見通し

未来総研は、平成24年12月20日、2013年度北海道経済見通しを公表しました。

概要  2012年度の北海道経済は、エコカー補助金による自動車需要増、それに伴う自動車部品関連の生産増、および自動車関連の製造ライン新設や太陽光発電施設整備関連の民間設備投資が押し上げ要因と見込まれる。公共投資は増加し、雇用・所得環境は厳しいながらも改善しつつあり、民間消費が伸びると見込まれる。また、東日本大震災後に減少した観光客数の回復も移輸出を押し上げるとみられる。一方、火力発電用燃料等による輸入の増加が下押し要因となる。実質道内総生産成長率は+0.4%、名目道内総生産成長率は+0.2%となる見通し。
 2012年8月に公表した「2012年度北海道経済見通し(改訂)」では、公共投資の減少と所得の伸び悩みによる民間消費の低迷を主な下押し要因ととらえ、2012年度の実質道内総生産成長率を−0.3%と予測した。しかし、2012年12月上旬までに入手できた各種統計によると、公共工事請負金額、世帯消費支出、および新設住宅着工戸数などが予測を超えた伸びを示していることから今年度の予測を見直し、実質道内総生産成長率を+0.4%とした。
 2013年度の北海道経済は、2014年4月の消費税率引き上げを控えた駆け込み需要により家計の消費支出と住宅投資が押し上げ要因になると見込まれる。また、2012年度に先送りされた民間企業の設備投資の実施が押し上げ要因となろう。2012年度に復興関連事業の公共投資がピークを迎えることから、2013年度に反動減が予想される公共投資は下押し要因となろう。実質道内総生産成長率は+0.6%、名目道内総生産成長率は+0.4%となる見通し。


北海道経済見通し(支出項目別)
  2011年度
成長率
2012年度
成長率
2013年度
成長率 寄与度
全国 実質国内総生産(支出側) 0.3% 1.0% 1.3% - 
名目国内総生産(支出側) -1.4% 0.3% 0.8% - 
北海道 実質道内総生産(総支出) -1.1% 0.4% 0.6%  - 
  
   
民間最終消費支出 -1.1% 0.7% 0.5% 0.3%
政府最終消費支出 0.3% 0.2% 0.2% 0.1%
民間住宅投資 4.8% 3.2% 5.0% 0.1%
民間企業設備投資 0.6% 0.9% 0.7% 0.1%
公的固定資本形成 -5.6% 1.1% -3.2% -0.2%
移輸出 0.7% 1.7% 0.9% 0.3%
移輸入(控除) 1.6% 1.6% 0.5% 0.2%
名目道内総生産(総支出) -2.1% 0.2% 0.4% - 
消費者物価指数 0.4% -0.2% -0.0% - 
失 業 率 (%) 5.2 5.2 5.1 - 
資料: 北海道「平成22年度道民経済計算(速報)」
内閣府「国民経済計算(四半期別GDP速報2012年7-9月期・2次速報)」
注1: 「北海道経済見通し」は、2012年12月上旬までに公表された各種統計等に基づいて経済成長の予測等をしたものである。
注2: 全国の経済成長率は、2011年度は国内総生産(支出側)の実績値。2012年度および2013年度は各種統計等に基づいた当研究所による予測値。
注3: 北海道の経済成長率は、2011年度は各種統計等の実績値に基づいた当研究所による推計値。2012年度および2013年度の成長率は各種統計等に基づいた当研究所による予測値。
注4: 支出項目別寄与度は統計上の不突合、在庫投資があるため実質道内総生産とは必ずしも一致しない。
注5: 消費者物価指数は、2010年の消費者物価を100としたときの前年度比。
注6: 表の数字は小数第二位を四捨五入して少数第一位まで示した。それにより表中の値が「0.0」となるケースでは、少数第二位以下がマイナスの値であれば方向性を表すためにマイナス符合をつけて「−0.0」とする。

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2013年度北海道経済見通し(追補版)(PDF形式)
※追補版では2ページの「(2)北海道経済」に2012年度北海道経済見通しについて解説を加えました。

尚、詳細については下記までお問い合せください。

(社)北海道未来総合研究所 担当 上田
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