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第1回論文精読セミナーを行いました


平成29年1月14日(土)に第1回論文精読セミナーを行いました。

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今回セミナーに取り上げていただいた原著論文は「農耕と園芸」H29年1月号にも引用紹介させていただいた現在岐阜市民病院病理診断研究センター長をされている元金沢医科大学腫瘍病理学(第1病理)主任教授の田中卓二先生の論文である。
田中先生はガン予防診断分野の専門家で国際癌学会でも座長も務められ、現在でも金沢大学、京都大学、岐阜大学、京都府立医科大学の院生と一緒に研究を続けておられるガン分野で著名な超一流の先生である。
数年前に試験材料の有機マグネシウムを提供されたタテホ化学工業(株)さんに、ご紹介していただいて、初めてお目にかかったとき、今回の論文の実験をする前の前提条件設定のための詳しい条件設定研究もされた論文もいただいたのだが、私には内容が難しくて、十分理解できないところが多々あった。そこで、S.Mさんに全訳をしていただき、細かく内容を説明していただき、再勉強をさせていただいた。
まだ、正式決定ではないですが私が立案する「医、食、農の連携」を目的としたシンポジウム(9月上旬頃)にも快く、御講演いただくとの内諾を得ています。マグネシウムがガンを抑制するメカニズムについても田中先生から農学の皆様に直接ご説明していただく機会を近い将来提供しますので、関心のお持ちの方は、当研究所のホームページを時々訪れて下さい。決定しだい公示させていただきます。